結婚すると、クリスマスプレゼントって一気に難しくなるなと思っているんです。
僕は男なので、彼女にあげる時は正直そこまで考えなくても好きなものをあげればいいし、多少ズレてても「気持ち」で成立するから良いんですよ。
でも、妻になると話が変わるんですよね。
なぜなら財布が一緒だから。
これが、かなり大きいポイントで
高いものをあげればいいわけでもないし、かといって適当だと怒られる。
めちゃくちゃ考えたところで正解があるかというと、別にない。
なので今回は「感覚」ではなく、一回ちゃんと考えてみようということで、
妻へのクリスマスプレゼントを整理してみました。
高ければ良いわけじゃない?現実的な予算からアプローチする

一番最初にやらないといけないのが、予算決めです。
ここを決めないと、本当に何も決まらない。
30代世帯を想定すると、世帯年収がだいたい600万くらい。
30代男性の平均年収が443万くらい。
割合で見ると、7対3くらいで夫が稼いでる計算になります。
生活費をそれなりに負担して、残るお金って、正直そんなに多くない。
そこから考えると、
プレゼントに使えるのって、せいぜい数万円なんですよね。
感覚的には
- 1.5万〜4万円、または
- 全体の収入の10〜20%くらい
この辺が現実的なラインかなと思ってます。
ここを超えると、「そのお金、別のことに使えたよね?」っていう話になる可能性が高くなります。
“無難”なクリスマスプレゼントの条件を考える

理想は、
妻に感動させたい。
でも、無難を狙うなら話は別です。
無難なプレゼントの条件って、僕の中では一個しかなくて
「もらって困らないこと」これが全てです。
いくつあっても困らないものは、やっぱり強い。
そこで真っ先に思いついたのがアクセサリーでした。
ピアスとか、ネックレス。
「好みが分からないし不安」って思う人が多いと思うんですけど、
実はかなり無難だと思っています。
理由は単純で、
いくつあっても使えるから。
正直に言うと男って自分が何をあげたか、そんなに覚えてないんですよ。
奥さんが別のピアスをつけていても気がつかない。
その結果
- 使われなくても問題になりにくい
- 引き出しに眠ってても邪魔にならない
この安心感はデカいです。
次にいいなと思ったのが消耗品。
ハンドソープ、アロマ、オリーブオイルとか。
すこし高くて自分では買わないけれど、
もらったら「お、いいじゃん」ってなるやつ。
消耗品のいいところは、いつかなくなることです。
好みじゃなかったとしても、「まあ使えば終わるか」ってなる。
イソップとか、分かりやすくブランドがついてるとちゃんと考えた感も出ますよね。
逃げ道としてかなり優秀です。
あと意外とアリだなと思ったのがガジェット系。
スピーカー、イヤホン、小さいカメラとか。
ここで大事なのは、生活家電を避けること。
掃除機とか、加湿器、あれは地雷が多すぎます。
色、形、性能、全部好みがあるので、外した時のダメージがでかい。
一方で、音楽とか写真みたいに2人で使えて“一緒に楽しめる”ものは安全で
「これを一緒に使おう」の一言がつくかどうかで全然違います。
中途半端な手作りやプレゼント選びの同行に潜む落とし穴
これははっきり言いますけど、手作りは無難じゃないです。
普段からやってる人ならいいと思います。
でも、普段やらない人の手作りはほぼ博打です。
減点されるリスクが高すぎる。
無難を狙うなら、選択肢から外した方がいいと思います。
あと、一緒に買いに行くパターンもありますけど、
あれはもうプレゼントじゃないですね。
ただの買い物。
特別感を出したいなら、渡し方を工夫する。
朝起きたら置いてあるとか、郵送で届くとか。
それだけで、ちょっとイベントになります。
クリスマスプレゼント選びのコツは「考えすぎない」
ここまで色々言いましたけど、正直な結論はこれです。
考えすぎると、何も買えない。
どうせ100点を取れないんだったら
百貨店の2階に行って無難なものを買って
ちょっと照れながら渡す。
それでいいと思います。
そして世の奥様方は、
嘘でもいいから喜んであげてほしい。
そんな、「妻へのクリスマスプレゼント問題」をお話しました。
