NEWS

【図ットモ #09】好きな食べ物を聞かれた時の最適解を図解する

2025.11.17
Jumpei Yamamoto

どうでもいい話題も、図にすればなぜか深く見えてくる。
この番組は頭の体操、時々悪ノリ。見えるようで見えない構造をスッキリ整理する、そんな図解系ラジオです。

今回のテーマは「好きな食べ物は何か?」という日常の質問の最適解を探ります。

「好きな食べ物は?」はただの雑談じゃない──会話力が試される質問

飲み会、初対面の雑談、オンラインミーティングのアイスブレイク。
どこに行っても避けられない永遠の質問があります。

「好きな食べ物って何ですか?」

聞かれた瞬間、脳内検索がガガガっと回るわりに、なぜかしっくりした答えが出てこない。
そして「ラーメンです」「カレーです」と言った瞬間、
会話がスッ…と終了していく、あの地味な絶望。

今回の「図ットモ」では、この“どうでもよさそうで油断ならない質問”について、真剣に向き合うことにしました。

というのも、この質問の本質は単に「好み」を聞いているのではなく、

この人と楽しく話せそうか?
会話が広がりそうか?

を静かにジャッジする“雑談テスト”でもあるからです。

つまり「好きな食べ物」は、ちゃんと設計したほうが得。
そこで番組は、「この質問における正解」を作ろうぜ、という方向に大胆に舵を切ります。

図ットモ式・正解フレームワーク──4つの要素で“盛り上がる答え”は作れる

山本純平が1週間ガチで悩んで導き出したのが、このフレーム。

共感性 × 意外性 × 具体性 × 習慣性
この4つの観点を満たすほど、好きな食べ物の答えは強くなる。

それぞれを簡単に見ていきます。

■ 共感性

「それ、私も好き!」と言わせられる力。

  • ラーメン
  • カレー
  • ハンバーグ

そのへんの“国民的メニュー”は、まず外さない。
共感性があると、話が自然に広がります。

■ 意外性

“ひねり”があるかどうか。

  • 「ラーメン」より「山岡家のプレミアム塩とんこつ」
  • 「カレー」より「スパイスカレー」

ひと言で「おっ?」と思わせられると、相手の記憶に残りやすい。

■ 具体性

エピソードを添えられるかどうか。

  • 「学生時代、毎週食べてた」
  • 「母親が作る◯◯だけは別格」
  • 「海外で出会って人生変わった料理」

“なんとなく好き”は会話終了ワード。
「語れる理由」があると一気に会話が膨らみます。

■ 習慣性

どれだけ“人生に溶け込んでいるか”。

  • 頻繁に食べている
  • 自分で作っている
  • 家族に「それ好きだよね」と言われている

単発の思い出より、“日常にある好き”の方が説得力が出る。

なぜ「スパイスカレー」が“ほぼ正解”なのか──ラーメン・ルンダン・シュークリームを比べてみた

このフレームに当てはめて山本さんが出した答えがこちら。

「好きな食べ物は、スパイスカレーです」

これがなぜ強いのか、4要素で見ると一目瞭然。

■ 共感性

ベースはカレー。
嫌いな人がほぼいない国民食。まず落ちない。

■ 意外性

「カレー」じゃなく「スパイスカレー」。
ちょっとこだわりを感じる、ちょうどいい“ひねり”。

■ 具体性

  • 映画『グッモーエビワン』に感化された
  • 「反抗期の娘に“親父のカレーだけはうまい”と言われたい」という夢
  • 自宅に10種類のスパイスを常備して、時々ちゃんと作る

このエピソードが強烈。
「スパイスカレー=山本」という人格まで伝わる。

■ 習慣性

いま実際に自分で作って食べている。
生活に根付いた“推しメニュー”として説得力が高い。

人生の“テンプレ回答”を持っておくと、生きやすい

今回の結論はシンプルです。

「好きな食べ物は?」に毎回困る問題は、設計で解決できる。

  • 共感性
  • 意外性
  • 具体性
  • 習慣性

この4つを意識して、自分の「好きな食べ物」を一度ちゃんと作っておくと、

  • 初対面でも会話が広がる
  • 相手に覚えてもらいやすくなる
  • もう二度と“沈黙ラーメン”にならない

というメリットだらけ。

図ットモでは、こんな“人生のテンプレ”をこれからも増やしていく予定だそうです。

あなたもぜひ、
自分版「スパイスカレー」をひとつ持ってみてください。

無料相談はこちら
TwitterFacebook

NEWS