kintoneで顧客管理をしているみなさん、請求書や見積書などの帳票はどうやって作成していますか?kintone上のデータを1つ1つExcelに転記してから作成しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、簡単に帳票を作成するのに役立つのがトヨクモ社の「プリントクリエイター」。ここからは、具体的にプリントクリエイターで何ができるのかご紹介していきます。
プリントクリエイターとは?
プリントクリエイターとは、kintoneの情報を活用して請求書や見積書などの帳票を作成できるサービスです。
普段使っている請求書や見積書のフォーマットを使用することが可能なため、今まで通りの帳票を効率的に作成できるようになります。
プリントクリエイターの機能
プリントクリエイターの機能はさまざま。ここでは、代表的な機能をご紹介します。
◯kintone上の条件に応じた一括出力
kintoneで絞り込みを行ったレコードのみを一括出力することが可能です。
出力ボタンを押すだけで、簡単にPDF化することができます。
▲トヨクモ株式会社プリントクリエイターHP より引用
◯複数レイアウトの登録
帳票のレイアウトを、複数パターン登録しておくことが可能です。登録したレイアウトは、プルダウン形式でkintone上に表示されるため、簡単に変更することができます。
◯QRコード・バーコードの自動生成機能
kintoneに保存されているメールアドレス、URL、英数字などの情報をQRコードやバーコード化してPDFに出力することが可能です。
イベントの入退場やアンケートなどにも活用できます。
◯kViewerで作成したwebページ上での出力
トヨクモ社のkViewerで作成したwebページであれば、プリントクリエイターの出力ボタンを設置することができます。そのため、kintoneのアカウントがない方でもプリントクリエイターを使った帳票のダウンロードを行うことが可能です。
◯kintoneに登録されている画像やテーブルの取り込み機能
kintoneに登録されている画像やテーブルに保存されている値を、請求書や見積書などの帳票に出力することができます。月次報告書にグラフを作りたい時などにも便利です。
プリントクリエイターの料金
プリントクリエイターの料金は、月額6,000円のライトコース、月額9,000円のスタンダードコース、月額14,000円プレミアムコースの3つに分かれています。
ライトコース、スタンダードコースには使える機能に制限がありますが、PDFでの個別出力はどのコースであっても無制限なので、一括出力を行う必要の無い方はライトコースを選ぶのがおすすめです。
初期費用・解約費用が0円で気軽に始められるほか、30日間の無料お試しコースが用意されています。まずは使い心地を確かめてみたい、どのプランが自社に合っているか試してみたいという方は無料お試しに申し込んでみてはいかがでしょうか。
プリントクリエイターを使った事例
ここからは、プリントクリエイターを使ったさまざまな事例をご紹介していきます。
◯TEPCOホームテック株式会社(事例:https://kintoneapp.com/case/tepco-ht.html)
フォームブリッジで自動計算されたお客さまへの見積もりを、プリントクリエイターを活用して、提案書としてPDF化しているそうです。kintoneを中心に、フォームブリッジ、kViewer、プリントクリエイター、kMailerなど様々なツールを組み合わせることで生産性を向上させています。
◯株式会社エニマリ(事例:https://kintoneapp.com/case/rcubeinc.html)
FAX文化が残る業界のため、これまでは帳票を紙に打ち出してから手動でFAXを送る運用だったそう。現在は、プリントクリエイターと外部サービスである”faximo(ファクシモ)”を連携させることで画面上で帳票の作成からFAXの送信まで全て完結させる運用に向けて動いているそうです。
まとめ
今回は、プリントクリエイターの機能や料金・事例についてご紹介しました。kintoneを使っていて、請求書や見積書などの帳票作成に困っているという方がいたらぜひ試してみてはいかがでしょうか。
プリントクリエイターは有料のプラグインですが、以下の記事で無料で使える請求書のプラグインの情報をまとめています。
kintoneで請求書が作成できる!おすすめ有料・無料プラグインを紹介
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